バーテンダーをやめてキャバクラ嬢になったのですが、やはり最初はわからないことだらけでした。
バーテンダーをしていたので、男性のお客さんと話すことには慣れていたので、その点ではそこまで苦労しませんでしたが、キャバクラ独自のマナーがわからなくて、最初はそれを覚えるのが大変でした。
例えば、お客さんが来て、席についた時。
指名の女の子がいる場合には、その女の子が隣に座り、他の空いている女の子がヘルプとしていっしょに席につきます。
ヘルプでついた場合には、あくまでヘルプなので、指名の女の子がお客さんをもてなす際のお手伝いをします。
その加減なんかが最初はすごく難しかったですね。
あくまでメインは指名の女の子ですから、自分はでしゃばり過ぎずに、飲み物を作ったり、会話に参加したり、その立ち振舞が最初はわからずにいました。
私は特に、それまで一人営業でバーテンダーをしたので、言い換えれば常にメインのキャストを一人で務めていたというわけです。
ですから、他の女の子のヘルプで、一歩下がりつつも、壁の花にならないようにするというのが最初は大変でした。
他にも、キャバクラの場合、テーブルを片付けたり、飲み物を持ってきたりというようなことはボーイさんが全部やってくれます。
何かお客さんが注文をしたら、ボーイさんを呼んで頼みます。
あと、すごく思ったのは、とにかく周りへの細やかな配慮と気遣いが必要な仕事だなということですね。
例えば、お客さんがタバコを吸おうとしたら、さりげなくライターを差し出して火をつけてあげないといけません。
あまりにも「待ってました!」と言わんばかりに火をつけるのも何かヘンですし、だからといって、タイミングが悪くてお客さんを待たせたり、自分で火をつけさすようなことはダメです。
その辺の間合いというか、会話をしつつもちゃんと目を配っていなければいけません。
灰皿は2本溜まったら交換するとか、グラスに水滴がついていたら拭いて差し上げるとか、お客さんがトイレに立ったら一緒に立ってエスコートするとか、そういった一連の動きを身体で覚えるまでは苦労しましたね。
初めてキャバクラで働く人は、こういった細かい動きや気遣いの仕方に、最初は戸惑うかもしれませんね。
でも、覚えてしまえば難しいことはないので大丈夫ですよ。